自転車趣味のブログ

ロードバイクについて個人的な体験を書いています。

今さらですが、DOGMA K8-S のファーストインプレッション(その3)

ポジションについて

 カラダが硬く、かつ腰痛持ちの私は、あまりサドル・ハンドルの落差を大きくすることができません。
 RIDLEY FENIXは、エンディランスモデルでありながらレーサー寄りのジオメトリのため、ヘッドチューブ長も短いものでした。そのためスペーサを多めに入れ、さらにステムを上向きに装着して、見た目を犠牲にしながら、なんとかサドルとハンドルの落差が小さめになるよう調整していました。それでも下ハンドルを握った際に、どうもペダリングがチグハグしやすくなっていたため、ブラケットポジションの方がカラダに優しかったのです。一方、DOGMA K8-Sの方は、DOGMA F8よりも僅かにヘッドチューブ長が長くとってあり、すぐに丁度ち良いポジションが得られました。もちろんステムも水平になり、見た目もGoodです。

 

 ハンドリング

 

 シッティングでは直進性が高く、ダンシングで車体を振ってみると直進方向に引き戻されるような感覚があります。これは、FENIXではあまり感じません。ダンシングがまっすぐ進むようにフレームと協調していく必要があるように感じます。おそらく体の使い方としては、ふらつかないようにまっすぐクランクを踏み下ろし、ライダーの重心位置とDOGMAの挙動が揃うように上半身の使い方も含めて何度も練習するしかないと思います。チューブラー入りのサドルバックの重さがあるだけでもタイミングが違ってくるくらい微妙ですので。できるかどうか分かりませんが、そうすればエネルギーロスを防ぎ、フォームとしても格好良いように思います。

 

安心感のある直進性

 また、DOGMAK8-Sは、フォークオフセット・リアセンター共にF8よりも若干伸ばされていて、ホイールベースが長めになっているとのこと。465Sサイズなのに、あたかも一つ上のフレームサイズに乗っているような感覚、と表現すれば良いでしょうか。