少し昔のナローリムの手組みホイールを眺めてみた
ホイールは軽さだけでは語れない奥深き世界(1)
- 少し前のことですが、ある手組ホイールをフリマサイトで入手しました。明らかにこだわりを持って組まれているオーラを発しており、ほとんど衝動的にGETしたものです。ちょうどクロモリロード用のホイールを検討していたタイミングで、細見のナローリムが終息していく世の中、魅力的に映りました。
- アンブロッシオExcelLight(リム高18mm)・デュラエース7900前後HUB(本来は10s)・前後ともPillerエアロスポークで組まれています。今の基準からは重そうに見えるし、実際に手に持ってもそれなりに重さを感じます。この重厚感ならば高速走行時に剛性の高さが活きてくるのでは、と思えてきました。
- さらに、DuraAce7900リアハブのフリーボディが削り込みまれており、シマノ11sカセットスプロケットが入るよう加工されています。そのため11sコンポでも使用可能です。10sの場合は1.85mmのスペーサを入れます。
現代のカーボンホイールと比べると、見た目が全然違います。カーボンホイールの方が間違いなく早そうに見えます。
もともとクロモリロード用と考えていたため、ナローリム&23Cタイヤは本来の目的にマッチしています。DuraAceハブのスムーズな回転には感心します。Primeホイールには無い、しっとりとした回転です。
- AMBROSIO Excellight S.S.C. 28H 430g
- GRANDPRIX 4000 S2 23C